年末！！

今年もあと残すところ数時間・・・
このブログも年内最後となりそうです

１年の締めくくりということで、たくさんたくさん書きたいことは
あるのですが、言葉が見つかりません

私個人的な話になりますが、
今まで接客業という職種が一番自分に不向きな職種だと思っていました。
人見知りだし、口もうまくない（営業トークはできません）
パソコンに向かって、もくもくと何かを打ちこむようなそんな職業が
一番合っていると信じて疑いませんでした。（←自分の事は自分が一番分かっている
というやつです）

そんな思い、実は今でも変わっていません
ひょんなことから、ブライダルプランナーの肩書きを頂き
初めて就いた接客業、初めは新郎新婦の話を真剣に聞くことから始めました、
そして、どうしたいと思っているのか、何に疑問を持っているのか、どんなことに
興味があるのか、１つ１つじっくり話を聞いて一緒に１つ１つ解決していく、
慣れていないプランナーにはそれしかできませんでした
たくさんの新郎新婦の担当をさせてもらうようになった
今でもこのスタイルはまったく変えていません

今でも私は自分の接客を下手くそだと思っていますし、
まったく自信はありません、だからこの職種、自分には合っていないと
思っているのです

そんな私を支えてくれているのは、新郎新婦のお二人です
こんな頼りないプランナーにたくさんの疑問をぶつけ相談してくださり
一緒に結婚式を作り上げていっています

今年の１年漢字１字で表すなら私は
「感」
です
感には
１、深く心が動くこと
２、物ごとに接して生ずる心の動き
だそうです

接客下手なプランナーとしてできること、それは
以前にも書いたように
新郎新婦から聞いた言葉の意味や背景を感じる
言葉に出来ない思いを感じる

なかなか接客はそう簡単にうまくなりません、
でも新郎新婦の思いを感じようとすること、背景を感じようとすることは
私にもできると思うんです

感じることができたら、それを結婚式で伝える場面をつくっていく、
それが、未熟なプランナーから新郎新婦へのささやかな恩返しです

プランナーは場面を作るまでが仕事です、そこにたくさんの思いを詰め、色を着け
演出していくのは新郎新婦のお二人なのです

今年、セントラーレ・ホテル京丹後で結婚式を挙げていただいた
１組１組すべての結婚式そのような思いでプランニングさせていただきました、
そのたび私自身も、心うごかされてきました

パソコンに向かってカチカチする仕事をしていたら
味わうことのできなかったであろう「感動」や「喜び」をたくさん
感じることができたそんな１年だったと思います　
そしてなにより支えて、助けてもらった新郎新婦のお二人には
「感謝」の気持ちでいっぱいです
しつこいようですが、向いてはいないけども
接客業もなかなかいいものだなと感じています（心動かされています）

もちろん現状に満足しているわけではありません、
今年は今までの人生で悔し涙も１番流した１年でした
（涙もろくはないはずなのですが・・・）

もっともっとたくさんの新郎新婦のお手伝いをしたいと思っています
１組１組との出会いを大切に来年も新郎新婦と一緒になって笑って、泣いて
喜んでそして楽しんでいきたいと思います！

今年１年本当にありがとうございました
また来年からもよろしくお願い致します
　　

　　　　　　　　　　　　２０１１年１２月３１日

　　　　　　　　ブライダルプランナー　　熊切友美

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