2012年
2012年幕があけました
セントラーレ・ホテル京丹後はお正月も休まず営業中です
さて、「お正月」と新年のあいさつ「あけましておめでとうございます」って
どんな意味があるか御存知ですか?
お正月には旧年が無事に終わったことと新年を祝う行事のこと
あけましておめでとうございますには新しい年が明けました、家族みんなで無事新年を迎えることができて、うれしい、おめでとう
という意味が込められているそうです
1年の間に家族が亡くなったかたは新年を家族そろって迎えられなかったという意味から「あけましておめでとうございます」は言わないですよね?
私は、今年「あけましておめでとうございます」を言葉に出さず封印しています
今まで何気なく言っていた言葉ですが、
上記の意味を知ってからなんとなく違和感を感じています
昨年は東日本大震災という大変痛ましい惨事が起き、
旧年が無事に終わったとはとても思えないからです
たくさんの方がまだ今までの通りの生活に戻れていない状況ですし
なんだかこの世の中の「おめでとう」ムードに違和感を感じずにはいられないのです
今朝も娘に「今ある生活、御飯を食べられること、家族みんなで新しい年を
迎えられることは当たり前ではないんだよ」と話しました
私達の住む京都府は幸い震災の被害もなく、今までと変わりない生活を送っています、そういう地域だからこそ、忘れてはいけない、
風化させてはいけないと思っています
特に昨年の9月には震災の影響で結婚式が挙げられなかった東北のカップル3組
に当ホテルの「風のチャペル」で挙式を挙げていただきました
プランナーとしてはその思いも強いですし、
やはり同じ日本で起きたこと「忘れない」という
1人1人の気持ちが大切ではないでしょうか?
あくまでも、私個人の意見ですので、批判するつもりはありません
ただ違和感を感じたらそれを押し殺してまで”社交辞令”でとはいかない私の性分・・・
今年は「おめでとう」は封印させてください
新しい年になったから!とか、改めて抱負!というのは正直苦手です
元旦でも、他の日でも同じ1日
どの日に来られたお客様も同じように大切
1日1日を新しい気持ちで
お客様にとったらどんな日でもセントラーレホテルに来館頂くことは「特別な日」であることには違いはないですから
今年もお客様との瞬間瞬間を大切にしていきたいと思っています
また1年間よろしくお願いいたします