9月9日のwedding
お久し振りになってしまいました(>_<)
9月1組目のweddingです☆
予告通りこの日は約1年振りの神前式
チャペルに中に神前セットを組み立てるのにまず戸惑う・・・
でも完成したセットを見ていると
やはり重厚感があり 趣を感じます
入場
新郎新婦は巫女に先導されてのご入場
全員が着席したところで神主より修祓が行われます
修祓とは新郎新婦や列席者の身を清めるための御払いのこと
その後チャペル内に神様を招く降神の儀をし
神前に食べ物やお酒を御供えします
祝詞奏上
新郎新婦のお二人が結婚することを神に報告
末長い幸せを祈ります
三献の儀
三三九度と呼ばれるもので
1杯目は神に誓う杯
2杯目は両親や家族に誓う杯
3杯目は今後関わる人への杯
という意味があるそう
これをを交互に飲み交わし
1杯を三度にわけて飲むことからこの名がついています
これをリハーサルで確認したにも関わらず
新郎1度で飲み干そうとし新婦から忠告受けること3回 最後にはチャペル内から笑いが漏れていました(^v^)
誓詞奉読
新郎新婦が夫婦になったことを神の前で誓います
玉串奉奠
魔を祓う意味のある神榊に白い半紙で作った神垂がついており「神と人をつなぐ」という意味がある
玉串を式が無事に終わったお礼に神に奉奠します
親族代表・玉串奉奠
両家のお父様も玉串奉奠を行います
親族契の杯
巫女により列席者全員にお神酒が配られます
2つの家族が新郎新婦が結ばれたことにより1つの家族になった証として
親族全員でお神酒を口にします
指輪の交換
昇神の儀
神に御帰りを願う儀式のあと御供え物を下げ新郎新婦は退場となります
チャペルが建った最初の年は人前式やチャペル式と同じくらいのこの神前式が人気でした
今までのホテルの中の狭い・暗い空間で親族だけのみで行われた神前式からは想像の出来ないほどの
広い明るいそして家族以外の方にも出席して頂けるこのチャペル神前式
このようなスタイルが賛否あるのは確かなようですが
「和婚ブーム」とは言え神前式も年々少なくなっています
これまでの神前式は家族しか列席できないところがほとんどだったので
今結婚式を挙げる世代の方々は列席経験のない方が結構いらっしゃいます
列席した事はあっても幼なすぎて覚えていないだとか見たこともない・・・
こんな理由でいざ自分たちが結婚式をあげるとなったときに神前式って
選択肢にないかたがほとんど
白いドレスにバージンロードを夢見る気持ちもよ~くわかります
でも改めて神前式に立ち会ってみて一つ一つの儀式がとても重みがって
意味がある 古くから伝わってきたこの神前式をブライダルに携わる者として
ずっと後世にまで伝えていきたいなと感じました
そのためには今の世代の人たちに受け入れられるような工夫が必要なのは
事実で「チャペルで神前式なんて・・・」ってこともよく耳にしますが
守っていかなければならないところ 大切に受け継いでいかなければならないところ
それは場所ではなく
家族や友人に見守られるなか 縁あって結ばれた二人の結婚を誓い 新郎新婦の末長い幸せに
神の御加護を願う
セントラーレホテルのチャペル神前式はその神前式のココロを大切にしています