10月1日のwedding
10月最初の婚礼は初日の1日!そして月曜日・・・
なぜこの日になったかと申しますと
この10月1日が大安&新婦様のbirthdayだったから☆
申し込みにこられてから「誕生日だしサプライズよろしく!」とおっしゃられていた新婦(^-^)
さてさてどんなサプライズがまっているのでしょうか?
初めは結婚の記念にお写真だけを残す予定だった二人
ですのでお写真にはこだわりを!というわけでチャペル内にはたくさんのお花で装飾され
いつものチャペルとは違う雰囲気に・・・
正面には生花でつくったリースが飾られ
バージンロード沿いにはお二人の幼いころから今までのお写真が並びました
まずは新郎の入場
入場したここで感謝の気持ちを伝えたい方がいらっしゃいました
自分の声で伝えたいとかねてからおっしゃられていた通り
今までの感謝とこれからもよろしくお願いしますとおっしゃったあと
「僕と一緒にバージンロードを歩いてください」と最後に伝えた相手はもちろんお母様
そして新婦さんを迎える前に新郎にはある儀式の準備をしていただきます
列席者からお花を集めて新婦へのサプライズ準備です
新婦の入場
お母様にベールダウンのセレモニーをしていただいた後
大好きなお父様とお母様のエスコートでバージンロードを歩きます
幼いころの写真の囲まれながら一歩一歩新郎の元へ
両親から新郎へ新婦が渡されます
ここでブーケブートニアのセレモニーです
さきほど新郎が集めていたお花です
新婦はブーケブートニアの儀式がおこなわれることは知っていました
でも打ち合わせでは通常行われている1輪のお花を束ねただけの
即席ブーケでプロポーズを受ける予定でした
しかし目の前にいる新郎が作っているのは
本物のプリザーブドブーケ(+o+)
しかもさきほど列席者の方から受け取っていたお花も新郎がワイヤーを付け作ったもの
それを1つ1つ挿していきブーケを作っていきます
↓新郎がブーケになるお花を作り 上手に挿せるように特訓しているところ
完成したブーケを持って新婦へプロポーズ
「サプライズはないよ」と聞いていた新婦
「そんなことなら誕生日に結婚式しなければよかった」なて会話もあったそう
もうすでに涙腺崩壊の新婦ですがまだまだサプライズは続きます(^-^)
指輪の交換&ベールアップキス
新郎新婦がリングガールに指名したのは新婦の妹様
続いて手合わせの儀
目を閉じ運命的なお二人の出逢いを綴ったストーリーを静かに聞きながら
誓いの言葉と共に一生に寄り添って生きていくことを誓いあった二人
そして手合わせの儀の終わりと共に「そのまま目を閉じたまま聞いてね」で
始まる新郎から新婦への手紙の朗読が始まります
目を閉じじっと新郎からの手紙に耳を傾ける新婦の横には
そっと用意されたバースデーケーキと21本のろうそく
「目を開けて下さい」の言葉で締めくくられた手紙
目を開けた新婦 ケーキが見えた瞬間
新郎からの手紙を聞きながら堪えていた涙がどっとあふれ出し止まらなくなりました
署名
ウェディングドレスとタキシード姿の新郎新婦の写真に署名
最後は新婦からご両親へのサプライズ
感謝のお手紙です
挙式の前日まで新婦は手紙は読まないと言っていました
でもすごく迷っておられました
「読んだほうがいいよ」と背中を押すこともできたのですが
「そりや読むに越したことはないけど それは自分で決めることだよ」とあえて言いました
きっと当日「読む」って言ってくると思っていたから
案の定新婦は当日「やっぱり手紙書いたので読みたい まだ進行の変更はできますか?」と言って来られました
もちろんです!きっとそうなると思っていましたよ(^-^)
手紙を読みながら新婦は涙を流す両親をみて何を思ったんでしょうか
記念品の贈呈
フラワーシャワー
鍵&鐘のセレモニー
新郎新婦のお二人初めて来館された時から
この風のチャペルではどんな結婚式ができるのか
どんな演出があるのか
今までどんな挙式をしてきたのか
自分たちは挙式で何がしたいかを考えて来られ
このブログもずっとさかのぼって読んで下さっていましたし
今までの挙式の演出ダイジェストを作成し見てもらったりしていました
そのなかから自分たちのしたい演出を組み立てていったわけですが
結局挙式が終わってみれば
二人が選んだ演出は枠組みでしかないんだなと感じました
その1つ1つの儀式に思いを込めていかないと演出ではなく枠組みでしかないということ
きっと新郎は新婦がお誕生日だからたくさんのサプライズを用意したわけではないのです
新郎とお話しているなかで「○○みたいな感じがいいって言ってました」「こんなことしてみたいて言ってました」
よく新婦さんの事を見ているし聞いている
新婦喜ばせたい一心なのがすごく伝わってしました
本当は挙式直前まで手紙&ケーキだけのサプライズの予定でした
でも新郎は”もっと彼女を喜ばせたい 何かしたい”と4日前に再び相談に来られたのです
あと4日で何ができるのか
忙しい合間を縫って花屋さんで練習し 緊張の中本番を迎えプロポーズと共に贈ったブーケは
何物にも代えがたい新郎の気持ちが作ったブーケです
この思いがなければいくら同じ演出をしても風のチャペルでの結婚式は場面を提供するだけだったはず
結局最初の頃に新郎新婦が挙式で描いた何が出来る結婚式か!なんの演出ができる結婚式か!ではなく
“誰が誰にどんなことをこの挙式で伝えたいのか”という思いに尽きるんだと思います
おんなじ誓いの言葉でも手合わせの儀でも指輪の交換でも
込める思いやメッセージが違えば全部違う演出になるんです
列席者涙する式は今までからありました
列席者と新郎新婦が号泣する挙式は初めてでした(゜゜)~