11月10日wedding番外編
11月10日のwedding番外編
この日の新婦と私は幼馴染
保育所に入所してからの付き合いなのでもう26年
家も近所で小学校の頃はどっちが自分の家かわからないくらい
彼女の家に入り浸っておりました
大人になってからも家を行き来したり御飯を食べにいったり
出かけたり深夜まで話し込んだり・・・
そして今年の春
結婚の報告があり
「挙式・披露宴をセントラーレしたい」とありがたい相談がありました
“衣裳は4点(ドレス2点 和装2点)着たい”
“挙式はウェディングドレスで”
“親族写真は白無垢・綿帽子で撮りたい”
かつ列席者であるゲストの事も考える
これが意外と難しく新婦・美容師さん・プランナー
みんなが納得できる進行にするのに結構な時間がかかりました(゜゜)~
披露宴って当日までに新郎新婦も準備にはかなり時間を使います
でも実際2時間半・3時間の披露宴って本当に”あっ”という間に終わってしまう
それがわかっているからこそ「色ドレスは前撮りで写真だけ残したら?」とか
「挙式を和装でしたら?」といろいろ提案はしました
それでも「うん」とは言わない彼女に改めて思うのです
“そうだった友達の結婚式に出ては自分の理想の結婚式の話をしたり
衣裳の話をしたり・・・彼女の中には理想の結婚式像がある それが夢なんだ”と
それなら私は新婦が思い描いているような結婚式を形にするしかないわけです(●^o^●)
進行が決まったら次は引出物・・・列席者それぞれに合ったものを選びたい
それはそれは今までに見たことない発注書の量になりました(笑)
そしてBGM・・・細かい指示が入ります
「このタイミングで○○して~」「これはここから流して!」
最終打ち合わせの際
そんな新婦にあきれ顔の新郎でしたが
新婦が「これはともちゃん(←あっ私の事です(^^ゞ)だからこんな細かく言うとるんだで!
ともちゃんじゃなかったらこんなん言わんし~!」
最高の褒め言葉です☆プランナー冥利に尽きます!!
それだけで十分だったのですが・・・
披露宴の最後の最後
サプライズを用意してくれていました
これはサプライズ前
何も知らず働いている図
新郎からの挨拶があり この後すぐに退場となる予定が・・・
「ともちゃ~ん」と私の名前を呼ぶ新婦
なんのこちゃわからない熊切
ともちゃん宛てに手紙を読んでくれる新婦
そして恒例の・・・3ショット
読んでいただいた手紙の中に「ともちゃんだから理想の結婚式ができた」
その言葉です
まさに私が最初に思っていた
“彼女の理想の結婚式を創る”
この話直接新婦と話したことなかったのに
そのフレーズが手紙の中にでてきたことにビックリそして涙だったわけです
友達だから特別なのではありません
思い描いている結婚式を形にする
そう思っているのはどのお客様も一緒
ただ・・・新婦のお母様から少し前に聞いていました
「ともちゃんがいるからセントラーレで結婚式をする」
「ともちゃんに結婚式出て欲しいからセントラーレでするんだ」と言っていたと
本当は別に挙げたい式場があったかもしれない
もっとこうしたいと本当は思っていたかもしれない
友達だから言いやすいこともあったかもしれないけど
反対に言いづらかったことも多々あったんじゃないか
この手紙が読まれる瞬間までそう思っていました
その代わりに私にしかできない結婚式を2人と一緒に創る
私にとっては当たり前のことだったんです
それがこんな形で表していただけて・・・
私の方こそ感謝の気持ちでいっぱいです
ありがとうございました(●^o^●)
ただ!!!!サプライズは想像以上にビックリします
スポットライトまぶしいです
その時かかっていたBGM印象に残ります
同時に勉強にもなりました(^^)v